- ごじょう
- I
ごじょう【互譲】互いに譲りあうこと。II
「~の精神」
ごじょう【五乗】〔仏〕 諸仏の五種の教え。 悟りに導く教法を乗り物にたとえて「乗」という。 一般には人乗・天乗・声聞(シヨウモン)乗・縁覚(エンガク)乗・菩薩乗の五つ。 天台宗では, 声聞乗と縁覚乗を一つとし, 仏乗を加える。IIIごじょう【五常】儒教で, 人の常に守るべき五つの徳目。(1)仁・義・礼・智・信の五つ。(2)「五倫(ゴリン)」に同じ。(3)〔書経(舜典)〕父は義, 母は慈, 兄は友, 弟は恭, 子は孝を守るべきものとすること。 五典。IVごじょう【五情】(1)人間の五つの感情, 喜・怒・哀・楽・欲。(2)〔仏〕 眼・耳・鼻・舌・身の五根。Vごじょう【五条】(1)五つの箇条。(2)「五条の袈裟(ケサ)」の略。VIごじょう【五条】平安京の条坊の一。 また, 東西に通じる大路の名。 五条大路。VIIごじょう【五條】奈良県西部, 吉野川の中流域にある市。 木材の集散地であり, 木材工業も盛ん。 富有柿を特産。 天平の古刹栄山寺や宇智川磨崖碑がある。VIIIごじょう【御状】他人を敬ってその手紙をいう語。 御書。 お手紙。IXごじょう【御諚】貴人の命令。 仰せ。 お言葉。「~で候へば仕てこそ見候はめ/平家 11」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.